東京都江戸川区南小岩7-28-11 ファーストセントラルビル 3階
エコー下穿刺技術
ストレスの少ない穿刺、高度なエコー下穿刺技術

透析での大きなストレスの一つに穿刺があります。穿刺では針を刺す痛みや穿刺失敗の不安など様々なストレスが存在しています。
また、長期透析の第1条件として、シャント管理が重要になってきます。その一つに穿刺が関係しており、確実で安全な穿刺が必要になります。穿刺は患者様にとって身体的・精神的苦痛でありますが、当院では、超音波診断装置を導入しており、穿刺部痛の原因探求やエコーガイド下穿刺を活用するなど患者様にとってストレスが少ない穿刺を提供しています。
エコーガイド下穿刺とは、超音波診断装置を用いて血管を描出しながら穿刺を行う方法です。穿刺困難の患者様などに多く行われる方法ですが、穿刺成功率が高く、当院では日常的に運用しています。当院では多くのスタッフがエコーガイド下穿刺の技術を習得しています。

エコー下穿刺技術についての詳細

当院は、徒歩圏内にある東葛クリニック病院を基幹病院とするグループに属します。
東葛クリニック病院は、様々なバスキュラーアクセス(シャント)トラブルに対応できることで、近隣の透析施設から多くの透析患者が治療に来院します。
私たちは、シャントトラブルの早期発見目的で、毎透析時に視て・聴いて・触ってのシャント評価を遂行し、日々のシャント管理に努めています。シャントに変化(異常など)を感じた時は、スコア化された評価シートを用い、問題があればエコー検査につなげています。このような一貫したシャント管理体制を基に、東葛クリニック病院のアクセス外来への迅速な受診対応が可能となり、シャントトラブルを未然に防ぐ体制を整えています。
この他、穿刺が難しいケースでは、エコーを用いてレポートを作成してスタッフ間での情報共有に努め、さらに困難なケースでは、エコーガイド下で穿刺を行っています。